
産婦人科医の専門性を高めるべく、学びと経験を積み重ねたい
第4回(2025年度)
聖マリアンナ医科大学
医学部医学科5年
T.Aさん
- 当奨学金の活用方法や、研究や学生生活に期待する変化を教えてください
私はアルバイト収入の一部を家計に入れておりますが、このたび奨学金をいただき、学費に充てることができたことで、学業負担の大きい第4学年においてはアルバイトを一部セーブすることができました。その結果、時間的な余裕が生まれ、より勉学に集中しながら学業とアルバイトを両立することができました。
また、第5学年からは臨床実習が始まり、これまで以上に時間的制約が大きくなるため、アルバイト収入の減少が見込まれます。そのような中、給付型奨学金を年度の開始時に一括でいただけることは、学業に専念する上で大きな支えとなっております - 医療分野を学ぼうと思ったきっかけや、志望した理由を教えてください
親族に医療従事者はおらず、幼少期から漠然と医師への憧れを抱いてはいたものの、明確な志望理由ができたのは高校生のときでした。親知らずの抜歯に伴い入院した際、病院側のご配慮で産婦人科棟で過ごすこととなり、生まれたばかりの赤ちゃんの姿を目にする機会がありました。小さい身体なりに泣いたり、手を動かしながら一生懸命に生きている様子に心を打たれ、新たな命の誕生という神秘的な瞬間に感動を覚えました。この経験を通して、「新たな生命の誕生に関わる仕事がしたい」と強く感じ、産婦人科医になることを目標に医学の道を志しました。
- 現在学んでいること・研究を、将来どのように活用していきたいですか
現在は、初期研修修了後に産婦人科専門医を取得し、産婦人科医として専門性を高めていきたいと考えております。お産に携わることを大前提としながら、不妊治療にも積極的に関わり、新しい命の誕生を待ち望むご夫婦に寄り添い、医学的にも心理的にも支えとなれる医師を目指しています。また、将来的には妊孕性温存という比較的新しい分野の発展にも貢献し、母校においてその診療体制の確立に携わりたいと考えております。その実現に向け、今後も学びと経験を積み重ねてまいります。
- 同じ分野を目指す後輩に一言、お願いします
医師は一生勉強。医学部に入るまでも入ってからも卒業してからもずっと勉強!でも患者さんの力になりたいという思いがあるからこそ医学の勉強は楽しいです!!
- その他、財団関係者に伝えたいことがあれば
首藤奨学財団様には、採用初年度より継続して多大なるご支援を賜っており、安定した経済的支えへの安心感のもと、これまでアルバイトと両立しながら勉学に励むことができました。心より深く感謝申し上げます。
また、昨年度お招きいただいた奨励会は、単科大学に通う私にとって、さまざまな分野から医療に携わる方々と交流できる大変貴重な機会となりました。多くの刺激を受け、臨床だけでなく、医療の発展に寄与するために研究にも携わりたいという思いをより強く抱くようになりました。
このような貴重な機会をいただけたことにも深く感謝しております。今後も同様の機会がございましたら、ぜひ参加させていただきたく存じます。



