
研究者との意見交換を通じ、より質の高い成果へとつなげたい。
九州大学医学系学府
医学専攻博士課程3年
Ikuさん
- 当奨学金の活用方法や、研究や学生生活に期待する変化を教えてください
当奨学金につきましては、学費に充てたいと考えております。また、博士課程3年という立場は、研究生活の後半に入り、自身の研究のまとめに入る時期であると感じています。当奨学金を活用させて頂き、学会発表の機会に積極的に参加し、研究者との意見交換を通じて研究内容をさらにブラッシュアップすることで、より質の高い論文成果へとつなげていきたいと考えています。
- 医療分野を学ぼうと思ったきっかけや、志望した理由を教えてください
私は、肌が弱く中学〜大学にかけて肌へのコンプレックスによる苦悩を抱えていました。そのため、皮膚への関心を人一倍強く持っていました。大学生時代のある講義で皮膚科学の知見と学際的研究に関する企業講演を聞き、皮膚科学研究における目まぐるしい発展に感銘を受けました。そこで、自らも皮膚科学研究に携わりたいと考え、医学研究を始めました。
- 現在学んでいること・研究を、将来どのように活用していきたいですか
私は皮膚領域で活躍する研究者を目指しています。 現在取り組んでいる研究では、表皮に存在する二種類の表皮幹細胞がなぜ必要なのか、その生物学的意義と制御機構を明らかにすることを目的としています。これまでの研究を通じて、二つの表皮幹細胞集団の必要性というものが見えてきました。また、その成果の一部は論文化され、皮膚科学分野に貢献できていると感じています。今後は、これまでに得られた知見を俯瞰的に捉え、組織幹細胞の謎を明らかにしていくとともに、人工的な生体組織の開発・発展へと繋げることで、医学研究の発展に貢献したいと考えています。
- 同じ分野を目指す後輩に一言、お願いします
近年は研究の技術やスピードが上がり、発見がたくさんあると感じています。
自身の好奇心を、どの方法で、何を発見し、どこに貢献したいかを考えると可能性が広がり楽しくなると思うので、ぜひ研究を楽しんでください。
- その他、財団関係者に伝えたいことがあれば
この度は、当奨学金に採用していただき、誠にありがとうございます。
昨年・今年と当奨学金のご支援により、より一層研究に集中できる環境を得ることができたと実感しております。昨年度は、自身が携わっている研究の一つを論文として発表することができました。また今年度につきましても、現在進めている研究が論文化する予定です。これらの成果は、貴財団のご支援なくしては実現できなかったものであり、大変感謝しております。今後も研究活動に一層励み、さらなる成果につなげてまいります。改めまして、このたびのご支援に心より御礼申し上げます。



