財団皆様の応援を心強く感じています
横浜市立大学大学院
医学研究科 博士課程2年次
T・Mさん
- 医療分野を学ぼうと思ったきっかけや、志望した理由を教えてください
私が医師を目指したきっかけは「困っている人の力になりたい」という思いからでした。当時、家族が病気を患っていたこともあり、その思いは医師になるという形で具体的に変化していきました。医学部入学後は、中学、高校とテニスをしており体を動かすことが好きであったため、自分で手を動かす外科系を目指すことにしました。
- 現在学んでいること・研究を、将来どのように活用していきたいですか
現在、基礎研究に取り組む中で、病態の本質に迫る思考方法に触れることができました。将来は、臨床医として病態の変化を掘り下げいかに治療に的確に還元できるかを常に考えていきたいと思います。また、急性心筋梗塞や慢性心不全のように重症化しやすい疾患では医療費が高騰しやすく、既存薬の作用を応用した新たな治療法の開発は、医療経済への負担軽減にも繋がるため本研究を少しでも社会に還元できるように研究を継続していきたいと思います。
- 同じ分野を目指す後輩に一言、お願いします
いつでも自分の知的好奇心に正直に道を歩んでください。
- その他、財団関係者に伝えたいことがあれば
この度は奨学金の給付を頂きまして誠にありがとうございました。非常勤医師としての日常生活の中で、金銭的なサポートを頂けることは非常にありがたく感謝しきれません。 また、私が研究を始めて約1年が経過していますが、良い結果が出ないこともたくさんあります。そんな中、貴財団の給付金をいただけたことは、貴財団の皆様が応援してくれているように感じ、本研究が少しでも認められたような気持ちになり、非常に心強く感じました。少しでも、皆様のご恩に報いることができるように日々研究に邁進し、良い結果、論文を出せればと思います。この度は、ご支援を頂きまして誠にありがとうございました。