新たな治療や創薬の研究へと発展させたい
東海大学 大学院
樫川 智広さん
- 当奨学金を受給して、研究や学生生活にどのような変化を期待しますか
大学を卒業した後に大学院で研究を行うとなると、学生の期間が長くなることで金銭面での不安を感じることあります。一方、研究に打ち込むには時間が必要でアルバイト等との両立も難しいと感じます。
そのような現状が本奨学金の給付を受けることで解決され、今まで以上に集中して研究活動に取り組むことができるようになると期待できます。 - 医療分野を学ぼうと思ったきっかけや、志望した理由を教えてください
大学では理学部で学んでいましたが、卒業研究を探していた時に今の研究室(医学部 生体防御学 免疫学教室)の先生に巡りあい、医療分野で学んでいくことになりました。
医療分野での基礎研究は自身の研究していることの医学的、社会的な意義を考える場面が多く、人に伝える力を伸ばすことにもつながっていると感じています。 - 現在学んでいること・研究を、将来どのように活用していきたいですか
私は、ある遺伝子の機能を一つ一つ解析するという非常に地道な基礎研究を行っています。しかし、このような一見地味に思えるような基礎研究の蓄積により医療分野が大きく発展してきたことも事実です。
私自身の研究も新たな治療や創薬の足がかりとなるような研究へと発展させていきたいです。 - 同じ分野を目指す後輩に一言、お願いします
日々やりがいを感じられる分野だと思いますので、頑張ってください。